風の谷のナウシカ

もう誰もが知ってると思いますが、超名作「風の谷のナウシカ」です。
私もDVDはもちろん所有しており、10回以上観て10回以上泣いてます。
もうわかってるのにラストシーンで毎回涙が出ます。
あとTVで放送したときもなぜか録画して観て泣いています。
なぜかDVDで持ってるのに観ちゃう現象です。

風の谷のナウシカ
漫画版全巻です。
風の谷のナウシカ。漫画版全巻。家宝です。

実は意外と知られていないのが原作について。です。
原作が連載されていたのが1982年2月号 – 1994年3月号(なんと12年!)
に対してアニメ版が公開されたのが1984年3月11日です。
つまり、原作の連載中にアニメ版が公開されたということになります。

ちなみに次作にあたる「天空の城ラピュタ」が公開されたのが
1986年8月2日です。ラピュタで監督務めながらナウシカの続きを描いていたんですね。
宮崎駿先生には本当に頭が下がります。

ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は 
数百年のうちに全世界に広まり巨大産業社会を形成するに至った

大地の富をうばいとり大気をけがし生命体をも意のままに造り変える
巨大産業文明は1000年後に絶頂期に達しやがて急激な
衰退をむかえることになった

「火の7日間」と呼ばれる戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして
崩壊し複雑高度化した技術体系は失われ地表のほとんどは
不毛の地と化したのである

その後産業文明は再建されることなく 
永いたそがれの時代を人類は生きることになった

原作の2巻の途中あたりまでがアニメ版の内容であり、
細かい設定や結末はもちろんのこと、物語の根幹である「腐海」の存在理由まで
異なっているのです。

アニメ版はもちろん名作です。
原作途中で公開されたにも関わらず、一本のストーリーが完結できているし
それでいて原作を壊さない世界感、素晴らしいBGMなどどれをとっても名作です。
しかし原作はさらに悲痛なまでの訴えが心をえぐるように表現されています。

ジブリアニメのファミリー向け、かつほんわかした世界は
日本のみならず世界中に支持されており、出す作品すべて大ヒットです。
宮崎駿監督はアニメ界の巨匠って思われている方が多数だと思いますが、
実はそれだけではありません。

ここまで地球の汚染と向き合って、かつ人間の黒い部分をグロテスクなまでに
表現できる漫画家は他に知りません。わかりやすく例えると、
永井豪の「デビルマン」や、手塚治虫の「MW」「奇子」に匹敵するグロさです。
 わかりやすいかな・・

原作を全巻読み終えると、宮崎駿の天才ぶりが存分に堪能できます。
あぁアニメだけの人じゃなかったんだなぁと再認識できます。

その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。

失われし大地との絆を結び、ついに人々を青き清浄の地に導かん・・・

アニメ版も漫画版も共通のテーマは「環境汚染」です。
実際、我々が生きている地球でも環境汚染は大きな問題ですよね。

生態系の破壊や、温暖化

地球が産まれて46億年、人類が産まれてたったの20万年。
46億年の歴史を1年間におきかえて考えると、人類誕生は12月31日の午後11時37分
となるそうです・・。いかに人類の歴史が浅いかわかりますね。

温暖化が始まったのはもちろん人類誕生後です。もうこれだけで原因は明らかです。
ナウシカが始まった1982年は今と比べると、そこまで温暖化が進んでなかったはずです。
風の谷のナウシカの物語は現在の人類に大きな警鐘を鳴らしているのです。

人類が犯してきた罪とナウシカの慈愛に胸が苦しくなります。
全地球人は読むべし!

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